スギ集成材
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製品化の背景
カラマツ集成材やカラマツ防腐土台が順調に生産量を伸ばす一方で、全国的にも集成材化が進んでいなかったスギは、住宅に関する様々な法律改正等の影響もあり、需要が停滞気味でした。
そこで、戦後に植林され伐期を迎えたスギを活用することが林業振興に不可欠と考えたウッティかわいでは、平成19年からスギの集成材化に取り組んでいます。 -
見直されるスギの可能性
輸入材に比べて強度的に弱いと評価されるスギですが、日本各地では昔からスギのムク材を柱などに使い、家を建ててきました。現在でも九州地方においては、土台から柱・梁に至るすべての構造材とあらゆる造作材にスギのムク材が使われています。
スギも集成材化することで品質はさらに安定し、梁のように高強度を必要としない管柱など、適材適所で使い分けることで利用が拡大しています。